低気圧でアトピーが悪化!?自律神経を整えてむくみ対策を
こんにちは、仙台アトピー相談室です。
梅雨の時期にはなんだか体もだるいしアトピーが悪化するような気がする…というご相談を受けることがあります。
この時季は湿度も高く体がむくみやすくなっています。「むくみ」がアトピーの症状の危険信号だということをご存じですか?
雨の日は低気圧で大気が体を外から押す力が弱まり、体が内部から膨らんだような状態になります。体内の血管にかかる圧力が低下するため、血液中の水分が細胞内へ移動して体がむくむ原因となります。このとき自律神経が正常に働いていればうまく血管を収縮させむくまないように自動調節してくれるのですが、アトピー性皮膚炎にお悩みの方の多くは天候の移り変わりにも敏感で自律神経も乱れやすく、体内の血液循環やリンパの流れをコントロールできずにアトピーが悪化しやすい状態になってしまうのです。
雨や台風で低気圧が多いこれからの時季に、自律神経やむくみをコントロールして上手に乗り切るための簡単な方法をご紹介します。
カーテンを開けて朝日を浴びる
雨でどんよりしたお天気でも太陽の光を浴びることで「セロトニン」という幸せホルモンが分泌されます。この「セロトニン」が夜になって睡眠ホルモンの「メラトニン」に変化し、質の良い睡眠へ導いてくれます。毎朝自然の日光を体に浴びて体内時計をリセットし、心身のリズムを整えましょう。
朝食を食べる
身体のスイッチがONになり、生活リズムや自立神経のバランスが整いやすくなります。朝食を抜くと日中の集中力が低下したり、次の食事で血糖値が急激に上がって食べすぎたりと食生活のバランスが乱れる原因に。朝まったく食欲のない方は、無理に食べなくても問題ありません。なにかすこしお腹に入れておきたい方は、野菜ジュースや味噌汁がおすすめです。
むくみに効く食べ物を積極的に摂る
雨で湿度が高いと体の余分な水分を汗として排出しにくくなりますので、利尿作用のあるカリウムを積極的に摂取しましょう。
カリウムが多い食材は、サツマイモ、バナナ、アボカド、キウイ、トウモロコシ、キュウリ、ブロッコリーなどの野菜やイモ類、果物、大豆製品などです。
室内の軽い運動で体をリフレッシュ!
雨で外に出れない日が続いても、家の中でできる簡単な運動で体を動かしましょう。ずっと同じ体勢でいたり室内に閉じこもっていると気分も沈みがちになるので、軽い筋トレや動画などを見ながら軽いストレッチをするだけでも気持ちが晴れやかになりますよ!
仙台アトピー相談室では、アトピー性皮膚炎にお悩みの方に生活習慣や食事の指導もしています。
身体の免疫力を高め、自身の持つ力でアトピーを克服するお手伝いをいたしますので、ぜひお気軽にご相談ください。